ご希望はいくらですか?
バイクの査定で査定士からと聞かれることがあります。
これはショップの店頭での査定でも、出張査定でも同じです。
また、その希望金額と併せてその理由も聞かれることが多いです。
これらの質問、答えにくいと感じる方もいると思います。
下手に答えたら足元見られてしまうのではないかと・・。
今回は希望金額を聞かれた際の
上手い答え方をまとめていきます。
③査定金額がグーンと伸びる希望金額の伝え方
目次
希望金額とその理由はセットで聞かれることが多い
査定士からすると、バイクを売ろうとしている方の希望金額は最も知りたい情報の1つです。
また、その希望金額の理由や相場観も把握したい情報になります。
- バイクを売り主の希望金額
- 希望金額の理由や相場観
①バイクの売り主の希望金額
バイクの売り主の希望金額が実際の買取相場より高いです。
売り主の希望金額>買取相場
そのために買取金額を抑える必要が出てきてしまいます。
どれぐらい妥協してくれそうなのかを把握するためですね。
希望金額を聞かれた時の答え方
希望金額を聞かれた場合の答え方についてまとめていきます。
最低希望金額は答えなくて良い
- あわよくばこの金額付いたら嬉しいという、本当の意味での希望金額
- 最低限これぐらいは欲しいの最低希望金額
この2つの中で、
伝えてはいけないのは、最低希望金額です。
これを伝えてしまうと、査定士の査定の基準がそこになってしまいます。
良くても最低希望金額にしかならないという事になってしまいます。
答えるべきは、本当の意味での希望金額のみ
査定士に希望金額を聞かれた場合は、本当の意味での希望金額のみで良いです。
あくまで希望金額なのでちょっと高めに伝えるぐらいで丁度良い
聞いているのはあくまで希望金額なので、多少高めに答えておいて問題無いです。
具体的な金額で希望金額を伝えるメリット
- 具体的な金額を伝えると、査定士やその上司との交渉をしやすくなる
- 相場が分かるお客様と認識され、買い叩かれにくくなる
逆に具体的な金額で伝えずに、「バイクの価値を分かっていなそうだな」と判断されると、安く買取られてしまう可能性が高いです・・。
とはいえ・・、希望金額を答える事に抵抗がある方へ
これまで希望金額は具体的な金額で答えると良いですよという事をお伝えしてきました。
ここまで読んできて、
「とはいえ、希望金額とか言わない方が良いんじゃ無い?」
と思ってる方もいると思います。
なぜなら、査定士側からすると希望金額は、最も知りたい情報の一つです。
これを聞き出せないままだと上手く査定を進める事が出来ません。
また、交渉の場面になっても上司(会社)から、「で、売り主の希望金額はいくらなの?」と絶対に聞かれます。
ここでバイクの売り主の希望金額を把握出来ていなければ確実に上司に詰められるポイントです。
ここでなかなか希望金額を言わない方に対しては、以下のような事が行われます。
- 何回も希望金額を聞く
- 質問の仕方を変える
- タイミングをずらして聞く
つまりは、希望金額を答えてくれるまでありとあらゆる手を使ってバイクの売り主の腹づもりを聞き出そうとします。
何回もしつこく聞かれてしまうと、答えにくくなってしまいます。
予め準備しておいてサクッと答えた方が楽だし査定も高くなりやすいです。
希望金額を答えるのも重要ですが、その背景も上手く答えられると更に良いです。
②希望金額の理由や相場観
希望金額もそうですが、その理由や相場観も知りたい情報です。
大体以下の事をヒアリングします。
- ネットで調べたからなのか
- どこかで査定した金額をベースにしているのか
- 買った時の値段から逆算なのか
- ただなんとなくなのか
- 他で使う予定のお金があってその分の代金なのか
査定士側からするとこの辺りの情報が分かると査定を進めやすくなるし、
上司との交渉もしやすくなるので把握しておきたい情報になります。
希望金額の理由や相場観を聞かれた時の答え方
査定士側から見て、
「ネットで調べたからなのか」
「どこかで査定した金額をベースにしているのか」等の、
他と比較している様子が分かると、
安く買取るのは難しいという判断をしやすいです。
バイクを高く売るためには、2~3社競合させることが重要になってきます。
また、実際の査定前には自分のバイクの買取相場を把握しておく事をオススメしています。

希望金額とその理由や相場観を聞かれて上手く答える事が出来れば、査定では有利になります。
買取査定では査定士は味方につけるべし
買取査定では、査定士を味方に付けて、上手く上司(会社)と交渉していくことが高額査定を勝ち取るコツになります。
査定士はバイクを売ろうとしている方と上司(会社)の間に立って、上手く立ち回ることが求められます。
別に上手く話せなくても全く問題無いです。
査定士に聞かれた事を素直に答える事が出来れば良いだけです。
時々いました。
なぜか喧嘩腰の方。
おそらく高圧的な態度で高額査定をもぎ取ろうとする方ですね。
あとは、何をしたいのか分からない方も時々いました。
実際にあった話では、
「15万付いたら売る」と言うので、15万の買取金額を付けたら
「やっぱり売らない」
と言い出したり。

査定金額が上がる、上手い希望金額の伝え方まとめ
査定士は査定時に希望金額とその理由や相場観をヒアリングします。
- バイクを売り主の希望金額
- 希望金額の理由や相場観
①希望金額を聞かれたら、本当の意味での希望金額のみを答えるべきです。
また、具体的な金額で伝えるとベストです!
②希望金額の理由や相場観に関しては、他社と比較している事や予備知識を持っている事をアピールすると良いです。
相場観を分かっている方だと見られやすくなり、安い査定額になってしまうリスクを防げます。
今回紹介した希望金額の答え方の他にも、査定中の対応として重要なポイントが全部で8個あります。

③査定金額がグーンと伸びる希望金額の伝え方
・・・と言ったら
「何を大袈裟な・・」
と思う方もいるかもしれません。
けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
学生時代に3台売却して
15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
本当に大きな後悔です。
正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
査定士として査定に携わることで
正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
欲しいパーツを買えます。
マフラーを変えたり、
ヘルメットを新調したり出来ます。
バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
昔のこたろーのように大きく損します。
学生時代に3台買い叩かれて
15万以上損しながらも
査定士としての経験を経て
今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。

