シーズンオフに差し掛かるとバイクを売る方が増えます。
3月(年度末)と11月(バイクシーズン終わり)が特にバイクを売る方が増える時期です。
「キュルキュル・・キュ・・・ル・・・・カチッ・・・・」
「・・・・・・」
バッテリー上がりは急に起こります。
先週は乗ったのに今週はダメというケースもあります。
バッテリーは寿命の予測が難しいので、急なバッテリー上がりはどうしても遭遇してしまいます。
目次
バッテリー上がりでもそのままバイクを売る事が出来る
バッテリーは上がっていてもバイクを売る事は出来ます。
特に買取業者に査定を依頼する場合は自宅まで無料で出張査定に来てくれるので、バッテリーが上がっていても問題無く査定に来てくれます。
ただエンジンが掛からないよりも、エンジンが掛かった方が良い心証を残せます。
ちょっとした工夫や対策で、バッテリー上がりのバイクでもエンジンを掛ける事は出来ます。
そうすることで査定士の心証を少しでも良くする事が出来ます。

でも、エンジンが掛かる方が査定士の心証が良いです
査定士からすれば、バイクのエンジンが掛からないのがバッテリーが原因なのか、それ以外にも不調があるのかは査定の段階で大体分かります。
ただ、エンジンが掛からない事で査定士の心証はあまりよくありません。
査定士の仕事は「バイクを安く買取ること」です。
エンジンが掛からない事を理由に、色々な理由を付けて査定額を減額する事が出来てしまいます。
等々、査定士が理由を付けようとすれば色々出来てしまいます。

バッテリー上がりは、ちょっとした対策でエンジンが掛かる場合があります
バッテリー上がりには以下のような方法があります。
査定士の心証を良くするために試してはいかがでしょうか?
バッテリー上がりの対策3点
- 充電器を既に持っている場合は充電する
- 車のバッテリーと繋ぐ
- 安いバッテリーを手配して交換する
【放置はマズイ】乗らないバイクはいつ売るの?って嫁に言われたよ
①バッテリーの充電器を持っていれば充電しておく
もし自宅にバッテリーの充電器があれば一度充電してみるといいでしょう。
バッテリーの充電は時間掛かりますが、既に充電器を持っているのであればバッテリーに繋ぐだけです。
充電器によって種類は違いますが、およそ8時間も充電すればある程度回復するでしょう。
エンジンが掛かるか掛からないかだけでも査定士の心証は大きく違うので充電器を既に持っている場合は充電してみましょう。
②車のバッテリーと繋いでエンジンが掛かっている所を査定士に確認して貰う
充電器が無い場合は車とバッテリーを繋げばエンジンを掛けられます。
必ずプラス端子から繋ぐのと、外すときはマイナス端子から外して下さい。
ただ、やり方を間違えるとショートさせてしまったり、電装系のパーツを壊してしまう可能性もあるので不安な方は止めておきましょう。
③バッテリーを通販等で安く手配して交換しておく
一つの選択肢にはなりますが、お金を余分に掛ける方法なのであまりオススメは出来ません。
通販だと格安バッテリーが手に入ります。
安い物だと3000円ぐらいからあります。
少しお金は掛かってしまいますが、査定士の心証を良くしたい場合はバッテリーを交換してしまうのも一つの方法です。

バッテリーが上がっているバイクをバイク屋に査定に出すべきでは無い理由3点
バイク屋でも「無料でバイクの引き上げに伺いますよ」というところが多いです。
でも、バッテリーが上がっている車両をバイク屋に売るのはあまりオススメ出来ません。
なぜなら、バイク屋だと出張査定に対応していない店が多いからです。
大手だとレッドバロンがそうですね。
- エンジンが掛かる状態にしてバイク屋に持ち込む
- トラックに積んでバイク屋まで運ぶ
- バイク屋に引き上げに来て貰う
①エンジンが掛かる状態にしてバイク屋に持ち込む
自分で修理するなり、バッテリーを変えてから査定に持ち込む場合ですね。
でも、これだと整備代も手間も掛かりますし、バイク屋に持ち込むのも面倒です。
②トラックに積んでバイク屋まで運ぶ
トラックへの積み込むには当然トラックを持っていなければなりませんし、積み込みも危険が伴います。
ミスすると車体を倒してしまいます。
また、トラックに積んだ後もロープで固定するのですが、固定の仕方が甘ければバイクは倒れてしまいます。
リスクも手間も大きいのでオススメ出来ません。
③バイク屋に引き上げに来て貰う
無料で引き上げに来てくれる所が多いですが、出張査定に対応していないバイク屋も多いです。
大手だとレッドバロンがそうですね。

引き上げて査定して貰ったけどあまり値段が高くなかった場合は返却して貰わなければいけません。
査定の申込み・バイクの引上げ時に立ち会い
↓
店舗にて査定
↓
査定結果の連絡
↓
金額に折り合いが付かなければバイクの返却
↓
自宅まで納車・立ち会い

バッテリー上がりのバイクは買取業者に査定に出すべし
買取業者であれば自宅への無料での出張査定に対応してますし、金額に納得出来なければその場で断る事も出来ます。
なので、バッテリーが上がっているバイクは買取業者に査定依頼するのがオススメです。

バッテリーが上がりでエンジンが掛からないバイクでも問題無く売る事が出来る
バッテリーが上がっている状態でも問題無くバイクを売る事は出来ます。
でも、エンジンが掛かる状態の方が査定士の印象を少しでも良くする事が出来ます。
既にバッテリーの充電器を持っていたり、車のバッテリーと繋いでジャンピング出来る場合は、対策するのもいいかもしれません。
バッテリー上がりのバイクを売る場合には、一般のバイク屋に売ろうとすると出張査定に対応していない場合があります。
そういったショップは査定するために1度店舗へバイクを運ばなければいけません。
バイクの売り主からしても、バイク屋側からしても二度手間になる可能性が高いです。
しかも店舗に持って帰ってからの査定ではクーリングオフも適用外です。
それに比べ、買取業者なら自宅まで無料で出張査定しているので査定での立ち会いも一度で済みますし、金額に折り合いが付かなければ断る事も出来ます。
バイクを高く売るには2~3社競合させる事が不可欠です。
買取業者に査定に申し込む方が効率もいいし、競合させる事で高額査定を狙っていけます。
今回はバッテリー上がりのバイクを売る場合についてまとめました。
バイクを売る際はバッテリー上がりのバイクでも問題無く売れますが、査定前に事前準備をしっかりとやっておくことで、バイクをより高く売る事が出来ます。

・・・と言ったら
「何を大袈裟な・・」
と思う方もいるかもしれません。
けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
学生時代に3台売却して
15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
本当に大きな後悔です。
正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
査定士として査定に携わることで
正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
欲しいパーツを買えます。
マフラーを変えたり、
ヘルメットを新調したり出来ます。
バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
昔のこたろーのように大きく損します。
学生時代に3台買い叩かれて
15万以上損しながらも
査定士としての経験を経て
今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。

