名義変更ってどうやるの?
他地域のナンバーなんだけど?
今回はこの疑問にお答えします。
名義変更は必要なものを揃えれば自分で行えます。
他地域のナンバーだったとしても、ちょっと手間にはなりますが、手続き可能です。
今回は名義変更や他地域からの住所変更(管轄変更)について解説していきます。
- そもそもバイクの書類とは?
- 名義変更ではなく、再発行したい
上記のような方は以下を参照下さい。
目次
バイクの名義変更とは
主に友人や知人にバイクを譲るときに行います。
バイク屋としては、車検残りのバイクをバイク屋名義にする場合に行います。
名義変更はバイクを買った側が基本的にする
買取業者やバイク屋に売る場合は業者側で行ってくれます。

個人売買やヤフオクでバイクを売る(買う)場合は自分でやる必要があります。
車検証(登録証)の旧使用者と新使用者の住所地が同じ管轄であれば名義変更になります。
管轄が異なる場合は下記の管轄変更となります。
例えば、前オーナーも次のオーナーも住民票の住所地が名古屋市なら、名古屋ナンバーとなります。
管轄がどこになるかは新使用者の住民票の住所地で決まります。

ちなみに名義変更のみの手続きであれば料金は掛かりません。
自分で陸運支局や軽自動車検査協会に出向いて手続きする場合は、特に料金はかかりません。
126~250ccは軽自動車届出済証を買う必要がありますが、40円程度です。
バイクの管轄変更とは
旧使用者と新使用者の管轄が異なる場合は名義変更ではなく管轄変更になります。
例えば、岐阜に住所地がある方から名古屋に住所地がある方にバイクを譲れば、
岐阜ナンバーから名古屋ナンバーに管轄変更する事になります。
【250ccの名義変更・管轄外も紹介】
250ccの名義変更や管轄変更は少し特殊です。
後ほど詳しく解説します。
排気量によって手続きする場所が変わります
原付~(125cc) | 市町村の役場 |
軽二輪(126~250cc) | 陸運支局 |
小型二輪(251cc~) | 陸運支局 |
名義変更や管轄変更で必要な物
基本的には名義変更も管轄変更もナンバーが必要かどうかというぐらいで、必要な物や手続きの流れはほぼ同じです。
原付(~125cc)の名義変更や管轄変更で必要なもの
- 標識交付証明書
- 印鑑(新、旧双方の使用者)
- ナンバープレート(管轄が変わる場合)
管轄変更の場合の注意点
ナンバープレートが変わる場合は、ナンバーに貼られてる自賠責ステッカーを張り替えて使うことが出来ます。
ただ、破れてしまったり、綺麗に剥がれないことも多いです。
その場合は再発行をオススメします。

軽二輪(126~250CC)の名義変更や管轄変更で必要なもの
- 軽自動車届出済証
- 印鑑(新、旧双方の使用者)(委任状、譲渡証で使います)
- 新使用者の住民票
- 自賠責保険証(軽二輪、126~250ccの場合)
- ナンバープレート(管轄変更の場合)
- ナンバープレートが変わる場合はナンバー代(500~700円程、地域による)
管轄変更の場合の注意点
ナンバープレートが変わる場合は、ナンバーに貼られてる自賠責ステッカーを張り替えて使うことが出来ます。
ただ、破れてしまったり、綺麗に剥がれないことも多いです。
その場合は再発行をオススメします。

小型二輪(251cc以上)の名義変更や管轄変更で必要なもの
- 車検証
- 印鑑(新、旧双方の使用者)(委任状、譲渡証で使います)
- 新使用者の住民票
- ナンバープレート(管轄変更の場合)
- ナンバープレートが変わる場合はナンバー代(500~700円程)
検査ステッカーは、251cc 以上の車検がある車両のナンバープレートに貼られているものです。
張り替えて使うことが出来ますが、破れてしまたり、綺麗に剥がれないことも多いです。
管轄変更に併せ再発行も可能です。
その際は別途300円の印紙が掛かります。
バイクの名義変更や管轄変更の注意点
名義変更や管轄変更の注意点に3点についてまとめます。
- 管轄変更ならナンバーが必要
- 検査ステッカー、自賠責ステッカーを剥がし忘れ
- 個人売買では名義変更をせずにトラブルになることが多い
①管轄変更ならナンバーが必要です
ナンバープレートを車体から外し忘れて、管轄変更が出来ないケースがよくあります。
名義変更なのか、管轄変更になるのかの確認を忘れないようにしましょう。
よく分からなかったら、とりあえずナンバーを外して持っていくのが無難です。
②検査ステッカー、自賠責ステッカーを剥がし忘れる
検査ステッカーや自賠責ステッカーを貼り替える必要があるのに、剥がし忘れてそのままナンバーを返納してしまうことがあります。
基本的にその日のうちであれば、ナンバープレートが窓口に残っているケースが多いですが、日を跨いでしまうと処分されてしまうことが多いです。
気をつけましょう。
③バイクの個人売買では名義変更をしてくれずにトラブルになることが多い
個人売買やヤフオクでバイクを買う(売る)場合は、受取った側の人間が名義変更や管轄変更の手続きをやる場合が多いです。
きちんとやってあれば問題ありませんが、中にはいつまでも名義変更しないでそのまま乗り回す人もいます。
そうなると軽自動車税の納付書が届いてしまいます。
また、ひったくりや強盗等の犯罪に使われれば、そのバイクの書類上の使用者に疑いの目が行ってしまいます。
名義変更や管轄変更が終わったのを確認してから代金を渡すなり、一緒に手続きに行くなり等で、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

バイクの名義変更、管轄変更のまとめ
原付~(125cc) | 市町村の役場 |
軽二輪(126~250cc) | 陸運支局 |
小型二輪(251cc~) | 陸運支局 |
また、名義変更か管轄変更によって、ナンバープレートを持ち込む必要があるかどうかが異なります。
ナンバープレートを忘れたり、管轄を間違えると手続きが出来ません。
また、ナンバープレートが変わる場合は、ナンバーに貼ってあるステッカーを貼り替えるなり、再発行の手続きを忘れないようにしましょう。
今回のページでは名義変更や管轄変更のやり方についてまとめました。
冒頭でも書きましたが、バイク屋や買取業者にバイクを売った場合は、業者側が全て無料で代行してくれます。

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けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
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15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
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正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
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正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
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バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
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学生時代に3台買い叩かれて
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今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。
