目次
バイクを個人売買する事が出来るアプリ3選
今回のこのページでは、
主にバイクを個人売買する事が出来るアプリを
3つ紹介したいと思います。
バイクを個人売買出来るアプリ3選
①ヤフーオークション(ヤフオク)
②ジモティー
③メルカリ
①ヤフーオークション(ヤフオク)の特徴

通称ヤフオク。個人で出来る日本最大級のオークション。
1999年にサービスが開始されています。
オークションなので競りで値段が決まるので想定以上の高値になることもあります。
もちろんバイクの出品、落札が出来る訳ですが、
バイク以外のパーツや用品を出品する事が出来ます。
例えば、バイクは買取業者に売るけど、
付属のパーツや用品をヤフオクで売るという事も出来ます。
ヤフオクでバイクを個人売買するメリット
オークション形式なので競りによる入札でバイクを高く売ることが出来る
競りによる売買が出来るので、
バイクをより高く売ることが出来る。
競り上がっていけば、
思った以上の高値も期待出来るのがヤフオクのメリットです。
ヤフオクではバイクの買取相場が分からなくても、勝手に競り上がっていく
自分のバイクの価値や相場がよく分からなくても、
出品して競り上がっていけば高く売ることが出来るのがヤフオクの良いところです。
バイク屋に売る訳では無いのでバイク屋側の取り分がありません。
その分高い金額売れる可能性があります。
ヤフオクではメルカリに比べ値引き要求が少ない
競りで値段が決まるので、
メルカリでは定番になっている値引き要求が少ないです。
値引き要求が来てしまう事はありますが、
商品説明文の中に
「値引きには対応できかねます」
と明記しておくことである程度抑制出来ます。
ヤフオクは個人が参加出来る日本最大級のオークション
日本最大級の個人で参加出来るオークションなので、
多数の人に見て貰えるチャンスがあります。
ヤフオクと聞けば知らない人は少ないです。
新しくバイクを買いたい方は定期的にチェックしていたりします。
ヤフオクでは、バイク以外にもヘルメットやマフラー等も売れる!
バイクだけで無くバイクの付属のパーツや用品も売れます。
全て売ればかなりの金額になるはずです。
ヤフオクなら万が一の時のトラブルの補償も手厚い
破損補償や交通トラブル補償お見舞い等10個の補償があります。
ヤフオクの補償10種類
①出品補償
②返品補償
③宅配郵送事故補償
④破損補償
⑤修理補償
⑥盗難補償
⑦交通トラブル お見舞い
⑧電子デバイス災害補償
⑨ネット売買トラブルお見舞い
⑩個人情報漏洩過失責任補償
ヤフオクでバイクを個人売買するデメリット
ヤフオクへの出品手続きや質問の回答が大変
写真を撮ったり、コメントを書いたり等、
出品の為の手続きが大変。
また、出品時に質問が来れば答えていく必要があります。
ヤフオクでタイトルに「不動」、本文に「ジャンク」「フロントフォークインナー点錆有」と明記してあるバイクに自走で帰れますか?フォークに錆ありますか?みたいな質問ばかり来て草枯れる…
— くらみず (@crashermizuno) 2017年9月11日
バイクは高額な買い物なので落札者側も慎重になります。
その分質問に回答する手間が掛かります。
トラブルも発生しやすいし、対処するのも自分
写真や出品コメントに無い傷や不調があればクレームになります。
細かくしっかりと記載していかないとトラブルの元です。
個人売買は店頭より圧倒的に安く買える分、トラブルあるのは当たり前なリスクだと思う。
ヤフオクなんかでも車やバイクの車体買うのとかマジでギャンブルじゃんw
まぁ変な中古車屋で買うのも一緒か…。— タキ@GPZ900R (@tacky0710) 2016年11月19日
また、落札後も気を抜けません。
バイクは乗り手が変わった時にトラブルが出やすいです。
バイク引き渡し後の不調は、ヤフオクで多いトラブルの一つです。
バイクを落札する側からすると、
せっかく買ったバイクの調子が悪ければ、不満に思います。
いくらノーリターンノークレームを訴えていても、
落札したバイクが不調だと文句を言いたくなるんですね。
「調子悪いの分かっていて売ったんじゃ無いですか?返金して欲しい。」
「エンジン音が明らかにおかしい。説明文にも無かった。騙された。」
「オイルが漏れている。この状態なら落札しなかったのに説明が無かった。」
こうなると、対応に苦慮します。
中には「詐欺で訴える」と言い出す人もいたりします。
落札した方の人間性も重要になってきます。
他者に対して攻撃的な人が落札者だと間違い無く苦労します。
ヤフオクでバイクを売る際の手数料
ヤフープレミアム(月額税込498円)、出品手数料(税込3024円)が掛かかります。
売れなくても出品手数料が掛かるので
何回も出品するようだとそれだけで手数料がたくさん掛かります。
また、出品の取消も出来ますが
出品取消システム利用料(税込3024円)掛かります。
ヤフオクでのバイクの引き取りでは、落札者が自宅に来る?
オークションの流れ次第では、
落札希望者による現車確認や、
落札後のバイクの引き渡しで
自宅に面識の無い人が見に来ることになる。
個人情報や、プライバシーを気にする人にはあまり向かないです。
ヤフオクでの出品や手続き、名義変更を代行してくれる業者もある!

バイオクという業者ですが、
面倒な「出品手続き」や「落札希望者との連絡」を代行してくれるので超助かります。
しかもオークション成立後の名義変更も無料で代行してくれます。
②ジモティーの特徴!

2011年から登場しました。
スマホで簡単にバイクの売買が可能です。
近くに住んでいる人同士で気軽に売買が出来るのが特徴です。
遠方の場合はもちろん陸送も可能。
出品、落札手数料が無料なのが魅力。
ジモティーでバイクを個人売買するメリット
バイクの金額を自分で決めることが出来る
値段を自分で決めることが出来ます。
バイクの売り主、買い主の当事者間のみでのやり取りとなるので、
バイク屋や買取業者で値段が付かなかったり、
逆にお金を請求されるようなバイクでも
金額をつけての売買が出来ることもあります。
アプリ内でバイクの個人売買が完結
出品から成約までアプリ内で完結出来ます。
店に出向いたりする必要が無いので
出品までの手間が少なく、気軽に出来ます。
ジモティーでは直接会ってバイクを売る事が出来る
ジモティーは、基本的に家が近い物同士で売買をするのがセオリーなので
直接会ってバイクとお金をやり取りする事が多いです。
直接やり取りなら面倒な配送手続きもしなくていいですし、
バイクとお金の交換であれば、
入金が無くてバイクだけ取られる心配も無いです。
出品手数料、落札手数料が無料
出品手数料、落札手数料が無料!
これはメルカリ、ヤフオクではないです。
手数料が掛からないのはジモティーの魅力です。
ジモティーではトラブル時の通報が出来る
ジモティーでは、
ドタキャンや理不尽な誹謗中傷等は
通報出来るシステムが整っています。
ネットを介しての売買となるので
どうしてもドタキャンや理不尽な誹謗中傷が発生することがあります。
そんな時でも通報制度があるので安心です。
ジモティーでバイクを個人売買するデメリット
ジモティーでは、値引き要求が多い
落札者からの値引き要求は多いです。
これはメルカリにも通じますが、
値引きの要求は常だと思った方が良いです。
値引き要求や条件面でのやり取りは
時間とエネルギーを取られます。
ジモティーには補償は付いてこない
ヤフオクだと10個の補償が付いていますが、
ジモティーには付いていません。
当事者間で解決しなければいけないことも出てくるでしょう。
ジモティーでは、入金管理は自己責任
メルカリだとお金はメルカリが管理しており、
落札者が商品を受取通知を出さない限り
出品者にお金が入りません。
入金されない等といった詐欺を防ぐためのシステムですが
ジモティーにはこのシステムがありません。
会って直接やり取りならともかく、
遠方の落札者だと運送会社を通して陸送しなければなりません。
バイクだけ送ってお金が入金されない等のトラブルが考えられます。
ジモティーでは直接会うのが苦手な方には向かない
直接会ってバイクもお金をやり取りすることをジモティーが推奨していますが、
見ず知らずの人間に自宅に来て貰うのは不安がある方もいると思います。
個人情報やプライバシーを気にする人にはあまりオススメ出来ません。
ジモティーでも返金トラブルは考えられる
バイクを売った後に不調があり返金要求されることがあります。
「警察に相談する」「詐欺罪で訴える」
等も言われる事があります。
自分のバイクの買取相場を知らないと、大きく損をする
自分で値付けが出来るが
自分のバイクの価値を知らずに安く売ってしまう事もある。
相場観の無い人が出品してしまうと損する事もあります。
ただ、表示される金額は、ルアープライスといって、
問い合わせをさせるための、かなり高めの金額が表示される
ので、鵜呑みにはしないようにしましょう。
ルアープライスについては詳しくはこちら⇒ルアープライスとは?
③メルカリの特徴!

スマートフォンで出来るフリーマーケット型のアプリです。
自分の売りたい物を売りたい値段で気軽に出品出来るのが特徴。
2013年7月にサービスが開始したばかりの比較的新しいフリマアプリです。
メルカリについてまとめていきたいと思います。
メルカリでバイクを個人売買するメリット
メルカリでは自分のバイクの金額を自分で決めることが出来る
自分で価格を決められるので、
自分でバイクの価値がある程度分かっている方には
高く売れる可能性があります。
自分で決めた値段で売れればそこで売買成立。
メルカリでは、売買成立すればサクッとバイクを売れる
ヤフオクのように入札が終わるまで待つ必要は無いです。
売買が成立すればヤフオクより時間が掛かりにくいですね。
出品手数料0円。落札手数料が売却価格の10%。
売買金額が3万円を下回るような低価格帯にはオススメ。
小排気量のバイクの売買に向きます。
メルカリでバイクを個人売買するデメリット
自分で決めた金額以上にはならない
自分のバイクの価値をよく分かってないと損をする事になる。
相場観の無い方はやらない方が良いです。
自分のバイクの相場観の知り方は以下のページで紹介しているやり方がオススメです。
メルカリでは、要求や質問が多い!
値引き要求や質問に一つ一つ対応していく必要があります。
特に値引き要求は非常に多く必ずといっても良いほど来ます。
値引き対応に時間とエネルギーを取られます。
メルカリだけで無く、
ジモティーでもある話ですが、
取り置きだけしてそのままいなくなる人がいます。
時間も労力も無駄になりますね。
バイクを買ってくれた方とのやり取り、名義変更も自分でやる必要がある
名義変更、ナンバー登録の手続きを、
バイクの売り主、買い主とでやりとりをして進めていく必要があります。
ヤフオクでも同様ですが、名義変更せずに乗り回されたり、
軽自動車税の納付書が来てしまったりすることがあります。
個人売買のメリット、デメリットについてはこちら⇒バイクの個人売買は得?手続き方法やトラブルを避ける注意点
メルカリでは、バイクを売った場合の手数料が高い
売却手数料が売却価格の10%。
3万円を超える金額になってくるとヤフオクより割高になってきます。
バイクを個人売買出来るアプリ3選のまとめ
ヤフオクで個人売買するメリット6選
①オークション形式なので競りによる入札でバイクを高く売ることが出来る
②ヤフオクではバイクの買取相場が分からなくても、勝手に競り上がっていく
③ヤフオクではメルカリに比べ値引き要求が少ない
④ヤフオクは個人が参加出来る日本最大級のオークション
⑤ヤフオクでは、バイク以外にもヘルメットやマフラー等も売れる!
⑥ヤフオクなら万が一の問いのトラブルの補償も手厚い
ヤフオクで個人売買するデメリット4選
①ヤフオクへの出品手続きや質問の回答が大変
②トラブルも発生しやすいし、対処するのも自分
③ヤフオクでバイクを売る際の手数料
④ヤフオクでのバイクの引き取りでは、落札者が自宅に来る?
ジモティーで個人売買するメリット5選
①バイクの金額を自分で決めることが出来る
②アプリ内でバイクの個人売買が完結
③ジモティーでは直接会ってバイクを売る事が出来る
④出品手数料、落札手数料が無料
⑤ジモティーではトラブル時の通報が出来る
ジモティーで個人売買するデメリット6選
①ジモティーでは、値引き要求が多い
②ジモティーには補償は付いてこない
③ジモティーでは、入金管理は自己責任
④ジモティーでは直接会うのが苦手な方には向かない
⑤ジモティーでも返金トラブルは考えられる
⑥自分のバイクの買取相場を知らないと、大きく損をする
メルカリで個人売買するメリット2選
①メルカリでは自分のバイクの金額を自分で決めることが出来る
②メルカリでは、売買成立すればサクッとバイクを売れる
メルカリで個人売買するデメリット4選
①自分で決めた金額以上にはならない
②メルカリでは、要求や質問が多い!
③バイクを買ってくれた方とのやり取り、名義変更も自分でやる必要がある
④メルカリでは、バイクを売った場合の手数料が高い
3つのアプリのメリット
高く売ることが出来る可能性がある
3つのアプリのデメリット
・落札者とのやり取りが面倒で手間。値引き要求や質問に多くの時間を取られる
・バイク引き渡し後のトラブル、クレーム、返金要求が付いて回る
・名義変更してくれずに軽自動車税の納付書が届いてしまう可能性がある
・労力の割に売れ残ったり、金額が伸びない事がある
ネットを介して見ず知らずの方と個人間でのやり取りするわけなので
どうしてもトラブルはつきものです。
しかも、手間が掛かる割に自分の希望する金額で必ず売れる保証もありません。
後々面倒になるのが嫌だと言う方は
買取業者へ査定を依頼しましょう。
その方が手早く確実に売れますよ。
その買取業者もただ査定に呼ぶだけでは高く売ることが出来ません。
2~3社競合させる事で高く売ることが出来ます。
売ろうとしているバイクの車種やメーカーによって
競合させるべきオススメの業者が異なります。
・・・と言ったら
「何を大袈裟な・・」
と思う方もいるかもしれません。
けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
学生時代に3台売却して
15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
本当に大きな後悔です。
正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
査定士として査定に携わることで
正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
欲しいパーツを買えます。
マフラーを変えたり、
ヘルメットを新調したり出来ます。
バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
昔のこたろーのように大きく損します。
学生時代に3台買い叩かれて
15万以上損しながらも
査定士としての経験を経て
今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。

