- バイクの車検は何ccからなのか?
- 車検の費用はどれぐらい?
今回はバイクの車検が必要な排気量と費用についてまとめていきます。
バイクの車検費用や維持費が気になる方、なるべく車検がある排気量避けたい方は参考にしてみて下さい。
バイクの車検の排気量は251cc以上
バイクの車検が必要なのは251cc以上です。
稀に「バイクの車検は400c以上」と表記しているサイトがありますが間違いですね。300ccや350ccといったバイクにも車検があります。
- ホンダ GB350
- ヤマハ トリシティ350
- スズキ グース350
- BMW G310R
- ハスクバーナー FE350
251cc~400ccには上記のようなバイクがあります。車種としては少ないですけどね。
車検費用がどれぐらいになるか?この後まとめていきます。
車検費用はどれぐらい?
項目 | 金額 |
---|---|
自賠責保険 | 9,440円 |
重量税 | 3,800円※ |
印紙類 | 1,700円 |
合計 | 14,940円 |
※初年度登録によって金額が変わります。
初年度登録から13~17年 4,400円
初年度登録から18年以上 5,000円
最低限かかる車検費用は上記の通り。この金額がユーザー車検の金額にもなります。例年より自賠責保険が安くなったのもあり、15,000円ほどで車検を通すことが可能。
バイクやに依頼する場合はここから2年点検の費用や車検代行手数料が加算されます。
諸々合わせると6~7万ぐらいかかるところが多いですね。車検整備と併せてタイヤ交換やチェーン交換をやると10万以上かかることもあるでしょう。
車検というとお金がかかるネガティブなイメージの人が多いと思います。確かにお金は掛かりますが、大事な定期点検でもあるんですよね。
バイクはメンテナンスが必要な乗り物なので、2年に1回定期的な点検をするのは悪いことではないですね。
車検時のメンテナンスでバイクを調子良く維持出来るので、車検前の整備はしっかりと行うようにしましょう。財布が痛むのは間違い無いですけどね。
バイクの車検では何を見るの?通らないこともある?
- 外観チェック・灯火類・走行距離・ハンドルロック・ホーンの確認
- ブレーキテスト
- スピードメーターチェック
- ヘッドライトの光軸
- マフラーの音量
厳密にはもっとありますが、車検で確認する項目はざっとこんな感じですね。
ノーマルマフラーの場合はマフラーの音量測定は無いです(外車だとたまに測定されますが)
全ての項目に合格すれば晴れて車検に通る訳ですが、落ちてしまう場合もあります。
ヘッドライトの光軸やマフラーの音量なんかは特に引っかかりやすいですね。
車検に落ちやすい項目や対策については以下の記事に詳しくまとめています。
250cc以下の車検が無い理由
(検査対象外軽自動車)
引用:道路運送車両法
第三十五条の二 法第五十八条第一項の国土交通省令で定める軽自動車は、次の各号に掲げる軽自動車とする。
一 二輪の軽自動車
二 カタピラ及びそりを有する軽自動車
三 被牽けん引自動車である軽自動車(第一号に掲げる軽自動車又は小型特殊自動車により牽けん引されるものに限る。)
道路運送車両法には車検が必要ない車両が明記されています。
第三十五条の二の一 二輪の軽自動車
二輪の軽自動車というのは軽二輪(126cc~250cc)のことを指します。
どうしても車検が嫌だという方は車検なしの250ccまでのバイクがおすすめ。
まとめ
車検は251cc以上のバイクが対象です。車検費用はユーザー車検の場合は14,940円~。バイク屋に依頼する場合は6~7万ほどになりますね。
車検はお金が掛かりますが2年おきの定期的なメンテナンスでもあるので、バイク屋に依頼してきっちり整備してもらうことをおすすめします。