
レッドバロンのダイレクト買取とは

引用;レッドバロンHP
レッドバロンがバイクを買取し、自社で整備して販売していくことで、次のユーザーに直接渡す形になるのでダイレクト買取と名付けられています。

一般的に買取業者やショップは自社で販売しないバイクは、業者オークションを介して他の業者やショップに回り、最終的に次のユーザーへ引き渡されます。
ダイレクト買取なら高く買い取れる理由5点
- 最寄り店で買取出来るのでコストが掛からない分買取金額に反映
- 業者オークションへの出品手数料、搬送費用が掛からない
- イントラネット検索システムで全国の店舗で販売
- 販売力が高い分買取金額にも反映
- 委託販売も対応可能
①最寄り店で買取出来るのでコストが掛からない分買取金額に反映
レッドバロンには全国307店舗(2020年4月現在)あります。
拠点数が多い分、最寄りの店で買取しやすくなります。
出張コストが少なく出来る分、買取金額に反映させる事が出来ます。
②業者オークションへの出品手数料、搬送費用が掛からない
買取から次のオーナーへの販売をレッドバロン内で完結させるので、中間コストが掛からないんですね。
一般的に業者オークションに出品する場合は1台辺り3万円前後掛かっていると言われています。
それを社内で買取~販売まで完結させる事で、中間コストを削減して買取金額に反映させています。
③イントラネット検索システムで全国の店舗で販売
買取ったバイクはその店舗に在庫として並べます。
もちろんその店舗での販売もしていますが、レッドバロン内のイントラネット検索システムで全国のレッドバロンに車両情報が共有されます。
全国307店舗で販売出来るようになるので、断然売れやすくなります。
④販売力が高い分買取金額にも反映
レッドバロンは年間95000台(2018年現在)の販売力を持っています。
それだけ多くのバイクを販売しています。
販売力が高いという事は買取したバイクを現金化する力が強いという事なので、それだけ買取金額に反映させる事が出来ます。

⑤委託販売も対応可能
レッドバロンは委託販売に対応しています。

ダイレクト買取の弱点3点
- 買取したバイクの現金化が早いとは限らない
- レッドバロン社内でしか販売されない
- 出張査定に対応していない
①買取したバイクの現金化が早いとは限らない
レッドバロンでは買取ったバイクを店頭に並べ、イントラネット検索システムで、車両の情報が全国のレッドバロンに共有されます。
イントラネット検索システムで全国の店舗に車両情報が共有されれば売れる確率は高まりますが、必ず売れる保証は無いです。
- 相場が下がれば販売価格を下げ無ければいけない。
- 長期保管状態になるので在庫の状態が悪くなる場合がある
- 在庫金利(場所代)が掛かる
- 在庫の回転率が下がり売り場の鮮度が下がる
買取したバイクがすぐに売れて現金化出来るから
高く買い取れることに繋がります。
売れるかどうかは商品として並べてみないと分からないので、
バイクの車種によってはレッドバロンでの査定は高くなりにくいです。
レッドバロンで全国販売をしたとしても、需要の少ない車種はダイレクト買取では高くなりにくいです。
売れ残る事も想定して買取をしないといけないので、一部のマニアックな車種や外車はどうしても買取金額が安くなりがちです。
②レッドバロン社内でしか販売されない
レッドバロンでは、買取したバイクを業者オークションに出品したり業販(他の業者に売る事)をしていません。
ですので、買取ったからには自社で販売していかないといけません。
③出張査定に対応していない
レッドバロンでは自宅への出張査定をやっていません。
レッドバロンは出張査定には対応していませんが、バイクを引上げしてから店舗での査定には対応しています。
買取金額に納得行かなければ無料で返却もしてくれます。
ただ、引上げ時と納車時で2回も立ち会わないといけないので、正直面倒ですよね?
レッドバロンでは出張査定に対応していないので、
引上げ=売却
という流れになりやすそうです。
バイクを引上げされてしまうと、売らないといけないような雰囲気になりやすいです。
手元にバイクが無くなってしまうと査定金額が安くても粘りにくくなります。
自宅まで無料で引上げに来てくれるのは良いですが、引上げをされてしまいます。
競合させる場合や、エンジン不動のバイクを売る場合にはレッドバロンは向きません。

レッドバロンのダイレクト買取まとめ
ダイレクト買取はレッドバロン独自の買取システムです。
ダイレクト買取はメリットも多いですが、デメリットもあります。
- 最寄り店で買取出来るのでコストが掛からない分買取金額に反映
- 業者オークションへの出品手数料、搬送費用が掛からない
- イントラネット検索システムで全国の店舗で販売
- 販売力が高い分買取金額にも反映
- 委託販売も対応可能
- 買取したバイクの現金化が早いとは限らない
- レッドバロン社内でしか販売されない
- 出張査定に対応していない
買取したバイクを自社で販売していく訳ですが、業界1位の会社であっても必ず売れる訳ではありません。
買取したバイクの現金化のスピードが早い方が買取金額に反映させる事が出来る訳ですが、レッドバロンでは業者オークションへの出品をしていません。
ですので、必ずしも現金化が早い訳ではありません。
人気車種は全く問題無いですが、一部のマニアックな車種や外車は買取金額が伸びにくい事があります。

また、レッドバロンでは出張査定に対応していないので、競合させたい場合、エンジンが掛からないバイクの売却には向きません。

・・・と言ったら
「何を大袈裟な・・」
と思う方もいるかもしれません。
けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
学生時代に3台売却して
15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
本当に大きな後悔です。
正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
査定士として査定に携わることで
正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
欲しいパーツを買えます。
マフラーを変えたり、
ヘルメットを新調したり出来ます。
バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
昔のこたろーのように大きく損します。
学生時代に3台買い叩かれて
15万以上損しながらも
査定士としての経験を経て
今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。

