「スティード400の買取相場っていくらぐらいだろう・・。?」
スティード400をこれから売ろうかなという方は特に思うはずです。
目次
スティード400(型式NC26)の概略
1988年に登場した、ホンダ初の本格的なアメリカンスタイルなのがスティードの特徴です。
1993年頃から急速に売れ始め、400㏄クラスでトップの売上を叩き出した年も。
カスタムベース車としても良く売れました。
後継機モデルのシャドウ400とは異なり、リアサスペンションがリジット風に見えるモノサスのスティードはそれなりに根強い人気のある車種です。
スティード400の買取で査定士が見るポイント
初期型の1988年式から考えると30年程経っていて、後継機のシャドウシリーズが出ている事を考えると相場自体は落ち着いています。
カスタムでよく見られるものでシートレールを切断しているカスタム車があります。
フレームの切断になるのでカスタム車両の販売に自信のあるショップや業者以外は減額査定になってしまうでしょう。
もし切断したフレームが残っている場合は一緒に査定に出す事で、少しでもプラスになります。溶接して復活させられるような業者であれば減額分も少なくなります。
足回りやハンドル周り等メッキパーツが多い車両です。サビが発生していると査定士の心証が良くないので査定前には綺麗にしておくと良いです。
カスタムパーツが豊富にあり、カスタムベースとしても優秀な車両でした。
ただ、Fフォークの継ぎ足し、ハンドルロックがかからない、スモールヘッドライトによる光量不足、マフラーの音量(99dbまで)等、カスタムにより保安基準のを満たさない(車検が通らない)車両をよく見ました。
ショップや業者によっては保安基準を満たしていないとその分査定が下がります。ノーマルパーツがある場合はその旨査定士に申告するか、ノーマルに戻してしまいましょう。
外したパーツを別で売るのも有りです。
転倒や段差を乗り越えるときにフレームの下部を擦っている車両が多いです。
足回りも覗き込んで査定する事が多いので、傷が目立つ場合は申告するか、軽微なものはタッチアップ等で綺麗にしておくと良いです。
スティード400の買取相場
こちらでは、スティード400の買取相場を見ることが出来ます。
年式 | 走行距離(㎞) | 査定金額 |
---|---|---|
1988 | 5000~10000 | 20000 |
1991 | 20000~30000 | 50000 |
1991 | 20000~30000 | 50000 |
1991 | 5000~10000 | 25000 |
1992 | ~5000 | 35000 |
1993 | 15000~20000 | 45000 |
1993 | 20000~30000 | 45000 |
1993 | 10000~15000 | 40000 |
1993 | 15000~20000 | 40000 |
1994 | 10000~15000 | 50000 |
1994 | 15000~20000 | 25000 |
1994 | 30000~40000 | 22000 |
1994 | 10000~15000 | 30000 |
1995 | 20000~30000 | 65000 |
1995 | 50000~ | 60000 |
1995 | 15000~20000 | 35000 |
1995 | 10000~15000 | 30000 |
1996 | 20000~30000 | 80000 |
1996 | 20000~30000 | 30000 |
1997 | 15000~20000 | 50000 |
1998 | 5000~10000 | 50000 |
1998 | 20000~30000 | 30000 |
1999 | 20000~30000 | 70000 |
2000 | ~5000 | 50000 |
2001 | ~5000 | 80000 |
この一覧表はあくまで参考値です。走行距離やバイクの状態、ライバルの存在や交渉次第でバイクの値段は大きく変化します。
走行距離に対する買取金額への影響
スティード400の買取相場は走行距離による影響を受けます。
以下のページに走行距離による査定額への影響をまとめています。
スティード400のオススメの売却先
この3社がオススメです。
・大手の業者で買取金額が高い
・高額査定の車種の幅が広い
・全国無料出張査定
・査定を断るのも無料
・買取後の名義変更も無料
・クーリングオフが可能
また、査定時には必ず2~3社で競合させましょう。
スティード400の買取に必要な交渉術
スティード400を高く売るためにはどこに売るかも重要ですが、それ以上に査定時の交渉が最も重要になってきます。
以下の講座では口下手でコミュ障の方でも上手く交渉出来るように、バイクの査定交渉のコツをどこよりも詳しくまとめました。
スティード400をカスタムしたけど高く売れる?
カスタムしてあるスティード400でも十分高く売れます。
基本的にはノーマルパーツが残っていればカスタムを理由に減額されることはほぼないです。
「ノーマルパーツも無いよ」という場合でも合法なカスタムなら減額されることは少ないです。
どこにスティード400を売ったら高額買取が可能?
バイクの車種やメーカーによって高額査定が出やすいかどうかが決まります。
スティード400ってどんなバイク?
1988年に登場、ロー&ロングフォルムを強調したスタイルに52度Vツインエンジンを搭載しています。
リアサスペンションはアメリカンらしくリジット風モノサスペンション。
クルーザーブームの火付け役としてヤマハのビラーゴと共によく売れました。
1993年にマイナーチェンジが入り、ウインカーの取り付け位置変更とタンク容量が9ℓ→11ℓになりました。
1995年にはVCLも併売。バックレストを廃止してソリッド表皮を採用したシンプルなモデルです。サイドカバーのロゴも目立ちます。
1996年にはリアがディッシュホイールでワイド&ローハンドルを採用したVSEモデルが登場。こちらもVSE ロゴ入りのサイドカバー付きで、リアフェンダーおよびテールランプ周りの変更が入っています。
1998年、VLSを追加。スプリンガーフロントフォークを装備した。
2002年の排出ガス規制に伴って、2001年にノーマルのVLXに一本化しましたが、その後後継機モデルのシャドウ400に引き継がれていきました。
スティード400(型式NC26)のスペック
車両型式 | NC26 |
エンジン | 水冷4サイクルV型2気筒OHC3バルブ |
シート高 | 680mm |
車体重量 | 201kg(乾燥重量) |
燃料容量 | 11.0L |
最高出力 | 31ps/7500rpm |
最高トルク | 3.4kg-m/5500rpm |
新車販売価格 | 599,000円 |
スティード400(型式NC26)の買取相場まとめ
今回はスティード400(型式NC26)の買取相場のまとめをしました。
ただ、あくまでこれは参考値です。
実際の査定では、バイクの状態、消耗品やカスタム状況、ライバルの買取業者の存在等で査定結果は大きく変わります。
実際の査定額を確実に予想するのは不可能です。
ただ、上手く査定交渉をすることで、お持ちのバイクを目一杯高く売る事は出来ます。
・・・と言ったら
「何を大袈裟な・・」
と思う方もいるかもしれません。
けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
学生時代に3台売却して
15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
本当に大きな後悔です。
正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
査定士として査定に携わることで
正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
欲しいパーツを買えます。
マフラーを変えたり、
ヘルメットを新調したり出来ます。
バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
昔のこたろーのように大きく損します。
学生時代に3台買い叩かれて
15万以上損しながらも
査定士としての経験を経て
今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。
