「ZZR400の買取相場っていくらぐらいだろう・・。?」
ZZR400をこれから売ろうかなという方は特に思うはずです。
目次
ZZR400(型式ZX400K)の概要
初期型は1990年に発売開始。
同時期に販売されていたZXR400とは方向性が違う、「ツーリング向け」のバイクとして生産されました。
ZZR400は輸出モデルであるZZR600をベースにしています。
カウルも大柄で高速での防風性や安定感に優れていました。
ZZR400にはK型とN型があります。
K型は1990年から1992年までのモデル、N型は1993~2007年式のモデルです。
K型のZZR400

馬力自主規制前なので58馬力
カウルの形状がやや角ばっている
アッパーカウルにラムエアダクトが無い
N型のZZR400

ラムエアダクトの新設
馬力自主規制にで53馬力に
燃料計追加
ヘッドライト常時点灯
1997年発売のN5型ではメーター内にデジタル時計が追加され、それに伴いツイントリップメーターがシングルとなります。
1998年発売のN6型ではフォークガードが装着されます。
2001年発売のN8型で排ガス規制に対応。メインフレームが黒になり、K-TRICが追加されます。
2004年発売のN10ではフロントブレーキキャリパーがトキコのロゴ入りのものに変更されます。
2005年発売のN11ではスイングアームが黒に変更。
2007年発売のN6Sが最終モデルとなります。
ZZR400(型式ZX400K)の買取で査定士がよく見るポイント
80年代のカワサキ車程ではないですが、走行距離が伸びるとカムチェーンのジャラジャラ音が鳴りやすいです。
同年代の空冷のカワサキ車よりもエンジンノイズは少なめですが、それでも異音が気になる車両を時々見かけます。
チェーンの張り具合を調整しているカムチェーンテンショナーを交換することで改善する場合もありますが・・。
ZZR400は部品が徐々に廃盤になってきており、カウルが欠品している場合は大きく金額が下がる要因となっています。
基本的にフルカウル車はカウルが全てそろっていないと査定額は減額となります。
タチゴケだけでも広範囲に傷が入ります。
特にカウルのつなぎ目のサイドフレームの部分は傷が入りやすいです。フレームが傷付いてるとして大幅に減額しようとする業者もいますので注意が必要です。
ツアラーということもあり、走行距離が多い車両が見受けられます。
走行距離が伸びればタイヤやブレーキディスク、ステムベアリング等消耗品が痛みやすくなります。
その分査定額が下がりますが、査定前の整備は整備代がもったいないのでオススメしていません。
ZZR400の買取相場
ZZR400の買取相場をまとめました。
年式 | 走行距離 | 査定金額 |
---|---|---|
1990 | 30000~40000 | 30000 |
1993 | 30000~40000 | 35000 |
1994 | 30000~40000 | 45000 |
1995 | 15000~20000 | 73000 |
1995 | 20000~30000 | 70000 |
1996 | 5000~10000 | 80000 |
1997 | 50000~ | 69000 |
2000 | 5000~10000 | 175000 |
2001 | 10000~15000 | 160000 |
2004 | 10000~15000 | 130000 |
2004 | 30000~40000 | 115000 |
2005 | 5000~10000 | 180000 |
2005 | 20000~30000 | 120000 |
2005 | 30000~40000 | 100000 |
2006 | 10000~15000 | 165000 |
2006 | 20000~30000 | 125000 |
2006 | 30000~40000 | 134000 |
2006 | 30000~40000 | 138000 |
2007 | 10000~15000 | 200000 |
この一覧表はあくまで参考値です。走行距離やバイクの状態、ライバルの存在や交渉次第でバイクの値段は大きく変化します。
参考記事【実録】バイクの走行距離が査定や買取相場に与える影響
ZZR400の買取に必要な交渉術
ZZR400を高く売るためにはどこに売るかも重要ですが、それ以上に査定時の交渉が最も重要になってきます。
以下の講座では口下手でコミュ障の方でも上手く交渉出来るように、バイクの査定交渉のコツをどこよりも詳しくまとめました。
ZZR400のオススメの売却先
この3社がオススメです。
・大手の業者で買取金額が高い
・全国無料出張査定
・査定を断るのも無料
・買取後の名義変更も無料
・クーリングオフが可能
査定時には必ず2~3社で競合させましょう。
比較をしないと提示された査定額が高いかどうかの判断が出来ないですし、
買取業者も競合していないと分かれば、査定金額は低めに出します。
・・・と言ったら
「何を大袈裟な・・」
と思う方もいるかもしれません。
けど、これは紛れもない事実です。
僕は正しい売り方を知らず、
学生時代に3台売却して
15万円以上損してきました。
15万あればマフラーを買うことも出来たでしょう。
本当に大きな後悔です。
正しい売り方を知らなかった代償です。
その後バイク屋に就職して、
査定士として査定に携わることで
正しいバイクの売り方を覚えました。
バイクを高く売れれば、
欲しいパーツを買えます。
マフラーを変えたり、
ヘルメットを新調したり出来ます。
バイクを高く売るためには
正しい売り方を知ることが不可欠です。
逆に正しい売り方を知らないと
昔のこたろーのように大きく損します。
学生時代に3台買い叩かれて
15万以上損しながらも
査定士としての経験を経て
今では査定交渉の秘訣をお伝え
出来るようにまでなった過程は以下からどうぞ。

